研究から開く、様々な可能性
日曜日の夕方、TBS「夢の扉 NEXT DOOR」という番組が放送されています。
あらゆるジャンルで夢を追う人や企業を紹介する人気ドキュメンタリー番組です。
2009年1月25日の放送で取り上げられたのが、研究者である田中徹さんです。
田中徹さんが研究しているのがアミノレビリン酸、通称ala。
これは1950年代にアメリカで発見された物質です。
様々な効果を秘めていることが分かりましたが、希少価値が高く、あまり注目されることはありませんでした。
アミノ酸の一種でありながら、alaは一般的なアミノ酸とは違う働きを持っています。
アミノ酸は通常、たんぱく質の原料となる働きを持っています。
しかしalaは体内でエネルギーを作り出す手伝いをしてくれるのです。
alaは私たちの体の中に存在しています。
しかし、体外から摂取するとなると非常に難しい物質でもあるのです。
例えば食品から摂取しようとした場合、酢を一日2リットルも飲まなければなりません。
多く含まれている酢ですら、それだけ大量に飲まなければいけない程に含量が少ないのです。
また科学合成により作られる量も限られており、今まではとても高価でした。
1g辺り3万円という値段で取引されていたのです。
これでは幾ら効果があっても、医療や美容の現場では使えませんよね。
田中徹さんは何十年間も誰一人として、成功しなかったalaを研究し続けました。
その月日は何と20年。
そしてついに不可能とすら言われた、大量生産に成功したのです。
田中徹さんの研究により、alaの持つ可能性が開けました。
現在では医療関係者や研究者は勿論、一般の人が配合された化粧品を使えるまでになったのです。
研究はまだ始まったばかり。
色々な分野からの期待が集まっているのです。
