新しいがんの治療の形を示した人
世の中にはたくさんの医療雑誌や、健康について書いた本が出版されていますよね。
そのブームは日本だけではなく、世界中で広まっています。
藤野邦夫さんはフランス語、英語の翻訳者です。
数々の本を翻訳させていますが、中でも医療関係の翻訳は素晴らしく、高い評価を浴びています。
母親と妹、弟をがんで亡くされています。
家族をがんで失ったばかりか、藤野邦夫さん自身も2度がんを患いました。
男性に多いとされる前立腺がんです。
前立腺がんにかかる人は日本で今、増加しています。
65歳以上で発生率が上がると言われています。
日本人では70歳を超えると2割から3割の人が、80歳を超えると3割から4割が前立腺がんに罹っているとされています。
しかし、高齢者に発生する前立腺がんの25%から50%は、寿命に影響を及ぼすことはないと考えられているのです。
がんになると、ほとんどの人は悲観して暗い考えに囚われてしまいますよね。
藤野邦夫さんはそのような方を対象にした講演会も行っています。
ご自身の体験や患者さんの立場になったお話をされています。
また、テレビ朝日の報道番組「報道ステーション」でご自身のプロフィールや、がんコーディネーターとしての活動について話されました。
それを聞いて、希望を持てたという人もたくさんいます。
医療が進み、新しいがんとの治療の形を藤野邦夫さんは示しているのかもしれません。
これからの時代に向けて、私たちのがんに対する考え方も、もう一度見直す必要がありそうですね。
